電気代を節約する必要性アップ
消費税が上がり、燃料費も高騰が続いていて、電気料金は下がるどころか上がるばかりです。
これからも、上がる可能性は考えられても、下がると期待できるような材料はあまりありません。
そんな状況の中、エコだけでなく電気代の節約のためにも節電する必要性は、どんどん高まっています。
今からすぐにでも、無理なく実践可能な節電方法があれば、試してみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
一番気になるエアコンの節電
夏でも冬でも、気付かないうちに電力を消費していて、しかも家の中で一番電力を使っているのがエアコンです。
特に、夏は家庭の消費電力の半分以上がエアコンだという調査結果があるほどです。
冷房に関して言えば、設定温度を1度上げるだけで、節電効果は10%にもなります。
そして、意外なことに、冷えすぎたら電源を切って暑くなってきたらまた電源を入れる、というようにこまめにオンオフをするよりも、自動運転にして電源を入れっぱなしにしている方が経済的なのです。
扇風機やサーキュレーターなどを使って室内の空気を循環させれば、部屋全体の空気を冷やす効率もアップします。
冷たい空気は下に、温かい空気は上に行くので、冷暖房どちらを使っているかで風向きを考えると良いでしょう。
ただ、子供やお年寄りなどは体温調節がうまくできないことが多いです。
節電も大事ですが、体調に気を使うことが一番大切なことだということを忘れないようにしましょう。
意外な場所でも節電可能
トイレでも節電ができる、と聞くと驚く人が多いかもしれません。
何にそんなに電気を使っているのか分からない、ということもあるでしょう。
実は、便座を温めるために使っている電力は、私達が思っているより多いのです。
せっかく便座を温めているのに、ふたを開けっ放しにしていると熱が逃げていきます。
当然ながら、これでは節電に良いわけがありません。
節電を考えるなら、トイレでは必ずふたを閉めるようにしましょう。
夏の間は、いっそ便座を温める機能の電源自体を切ってしまうのも効果的です。
パソコンでも節電を
パソコンはデスクトップよりもノートパソコンの方が消費電力が低くなっています。
更に、プラグをさしっぱなしにしているよりも、バッテリー駆動の方が節電になります。
デスクトップとノートの両方を持っている場合は、ノートをメインに使うようにした方が節電できます。
また、もしモニタの明るさを必要以上に明るくしている場合は、少し暗くしてみましょう。
見えやすい程度でとどめて構いませんが、あまり明るいと目に良くないことも多く、電力も消費するので一度見直してみましょう。
明るさを100%から40%まで下げると、20%の節電になります。
一定時間でスクリーンが暗くなるスリープモードも、自分のパソコンの使い方に合わせて少し短めに設定しましょう。