一人暮らしでも部屋を効率的にあたためる方法

一人暮らしの寂しさも紛らわせる

一人暮らしは誰かに気兼ねすることもなく、自分の好きなタイミングで食事をしたりお風呂に入れたり、自由にできるのが最大のメリットです。
ですが、そのメリットがそのままデメリットになることもあります。
それが寒い季節です。
どうしても人恋しくなってしまいますし、寒さのせいで寂しさも倍増してしまいがちです。
一人暮らしの部屋を効率的に暖めて、寂しい気持ちが少しでも紛らわせられるようにしましょう。

暖める時にはやっぱり火が最強の味方

一人暮らしだと、部屋の暖房機能がエアコン一台しかないという人も多いでしょう。
ですが、エアコンだと部屋が暖まるのに時間がかかりますし、必要以上に空気が乾燥してしまいます。
とにかく早く部屋を暖めたい時には、火の力を借りた方が効率が良いです。
たとえば、コンロでお湯を沸かすだけでも部屋の暖まり方は、かなりアップします。
部屋の広さによっても変わりますが、一人暮らし用の部屋であれば十分その暖かさを実感できるはずです。
しかも、この方法だと、お湯を沸かしていたなら粉末のココアやスープなどをついでに作り、その蒸気で更に部屋が暖まり、作ったものを飲んで自分の体も暖まります。

お風呂の暖かさを持続させるには

一人暮らし用の部屋だとお風呂がついていても、追い炊き機能まではない場合がほとんどです。
特に寒い冬には、そのようなお風呂だと入っているうちに徐々にお湯の温度が下がってしまい、あまり体が暖まらなかったり、逆に体が冷えてしまったりというようなこともあります。
そんな時に効果的なのが、バブルバスです。
いわゆる泡風呂ですが、泡がお風呂のお湯の上をカバーしてくれるので、お湯の温度が下がりにくくなるのです。
湯船に浸かっている間にお湯が冷めてしまう、ということがある程度防げます。
特に、半身浴をしたい時などには有効です。

パーカーで首元を暖める

エアコンの暖房だけでは少し暖かさが足りないけれど、設定温度を上げると暖かくなりすぎてぼーっとしてしまったり、乾燥がひどくなったりしてしまいます。
エアコンの設定だけではどうにもならない部分もあるため、そういう時には部屋着を見直すことである程度対応できます。
人間は首元を暖めたり冷やしたりすることで、体温が保たれます。
ですから、寒い時期には首元を暖めることで、もう少しだけ暖かくしたいという時の補助に使えます。
そのためにちょうどいいのがパーカーです。
フード部分があるので、かぶらなくても首元が暖まります。
それでも寒い場合は、すっぽりと頭からフードをかぶってしまうだけで、首元はもちろん耳や頭まで暖めることができます。

エアコンだけに便りつけっぱなしにしていると、どうしても電気代が高くなりがちです。
とは言え、自分の部屋なのに寒さに震えていたのでは話になりません。
適度な節約と、寒さ緩和を両立させる方法として、一度試してみてください。