近年、海外への旅行や短期留学などをする人が増えています。
そのため飛行機の需要も伸びており、お馴染みのJALやANAなどとは異なる格安航空機が様々な出てきています。
グローバル社会に向けて英語を身に付けるためにアメリカ留学をする人も多くいますので、これからも格安航空機の需要が増すのではないでしょうか。
ここでは格安航空機LCCについてご紹介します。
レガシーキャリアとLCC
現在、航空機業界はレガシーキャリアとLCCの2つに別れています。
レガシーキャリアとは一般的な航空会社のことで、機内での飲食やキャビンアテンダントによる手厚い対応など、豊富なサービスが受けられるのが特徴で、フルサービスキャリアと呼ばれることもあります。
日本のレガシーキャリアには全日本空輸(ANA)と、日本航空(JAL)があります。
一方、LCCとは近年台頭してきた、格安航空会社のことで、Low-cost carrierの頭文字をとったものです。
このためローコストキャリアと呼ばれることもあります。
レガシーキャリアの魅力
レガシーキャリアは機内食や飲料をはじめ毛布やイヤホンなどが無料で利用できる、手荷物を無料で預かってくれる、座席モニターが付いている、座席が比較的ゆったりとしているなど、快適に良好できるように配慮されています。
また遅延も少なく、第一空港に到着するケースが多いので、空港から目的地までのアクセスが良好なのも魅力です。
さらに利用するごとにマイレージが頼むという楽しみもありますね。
ただ、このように充実したサービスを提供している分、価格が高いのがネックとなっています。
LCCの魅力
日本でもグローバル化が進み海外出張はもちろんのこと、気軽に海外へ旅行に出かける人がとても増えてきました。
そのような人の多くが、少しでも安く飛行機を利用したいと望んでいます。
LCCはこのような顧客ニーズに応える形で登場したもので、航空機業界に価格破壊をもたらしました。
では、LCCはなぜ格安での航空を提供することができるのでしょうか?
これは航空機を1つに統一して、整備コストを安く抑えたこと。
さらに顧客へのサービスを有料オプションにすることで低価格でのサービスを実現させたのです。
また、少しでも売り増やすために、1日のフライト数を増やしています。
ですから機内食や毛布、イヤホンなどを利用する場合は、通常の航空料金にこれらの使用料を支払わなければならないことを頭に入れておく必要があります。
格安価格で利用するなら、なるべくこのような有料サービスを使わないことが大切です。
また座席が狭いケースが多いので、長時間のフライトでは疲れすいことも頭に入れておきましょう。
さらに航空スケジュールが詰まっているため、遅延が起こりやすいので要注意です。
しかしこれらのデメリットを考えても、格安で利用できる魅力はとても大きく、LCCを利用する人が増えています。
たとえば関西国際空港からソウルまでの往復料金は、レガシーキャリアのエコノミーの場合は10万円以上しますが、LCCなら半額の5万円程度で利用できます。
さらにLCCでは頻繁に格安キャンペーンを実施しているので、キャンペーンを活用すればそれ以上の低価格となるのです。
飛行機代を節約して、現地で贅沢したい!という願いをかなえることもできますし、バックパーカーが格安で海外旅行をすることも可能です。
格安のLCCを上手に利用して、交通費を節約しましょう!
(価格は2017年時点の情報です)